ミドル脂臭はマンダムが発見した臭いの一つなんですって!
男性には汗臭、加齢臭に加えもう一つの臭いの「ミドル脂臭」が存在。
でも、
ミドル脂臭ってどんな臭い?
加齢臭とはなにが違うのか?
気になりますよね?
今日はミドル脂臭の原因や対策などについても詳しくなって頂きたいと思います。
ミドル脂臭ってどんな臭い?
さて、ミドル脂臭がどんな臭いか気になるところなんですがよく「使い古しの油みたいに臭い」と言われています。
主にミドル世代30代後半から40代後半の方から脂のような臭いがするので
「ミドル脂臭」
って名前がついたんですよ。
そして臭ってくる場所は後頭部や頭頂部!!
男性はこの臭いに気づきにくいんですが女性はこの臭いにとても敏感なんです。
後頭部から臭ってくると聞いて
「あれっ?」と思わないですか?
そうです!!
あのまくらが臭いっていうのは実は加齢臭が原因ではなくミドル脂臭のニオイだったんです。
ミドル脂臭の原因は?

ミドル脂臭って実は今まで加齢臭だと思っていたと言う事は同じニオイ?
じゃあ、ミドル脂臭の原因も加齢臭と同じ?
このミドル脂臭をマンダムさんが発表したのは2013年(平成 25 年)!
なのでもう7年ほど前ですね。
「マンダム ミドル脂臭」と検索をすると研究のことなど見られます。
ミドル脂臭の原因は「ジアセチル」という成分なのだそうです。
ちなみに加齢臭の原因は「2-ノネナール」なので原因成分は違います。
ジアセチルは単体ではなく、皮膚上の主要細菌の「表皮ブドウ球菌」や「黄色ブドウ球菌」が汗の中にある「乳酸」と結合し、ピルビン酸、アセトインに変化する過程でジアセチルが作りだされるんだそうです。
イメージすると
乳酸
↓
ピルビン酸
↓
アセトイン
↓
ジアセチル
と変化するって感じ。
なのでミドル脂臭の大元とは「皮膚上の主要細菌や乳酸」なんですね。
加齢臭とミドル脂臭は同じニオイではなくミドル脂臭を加齢臭だと誤解していただけなんです。
加齢臭とミドル脂臭の違い
加齢臭とミドル脂臭の違いは先ほどもふれましたが、まず成分が違います。
そして、加齢臭よりもミドル脂臭のほうが臭い!
ミドル脂臭のニオイの原因のジアセチルは空気中に拡散しやすく、少しの量でも臭ってしまうという特徴もあります。
そして、臭ってくる場所も加齢臭とミドル脂臭は違います。
加齢臭が背中から臭うことで後頭部と勘違いしているんですね。
ニオイのピークの年齢にも差があるんです。
しっかり対策をしていないと
汗臭に混じり、ミドル脂臭、加齢臭
3つの臭いが重なって最悪な事になってしまいます。
そうならない為にもしっかりニオイ対策が必要なんですね。
ミドル脂臭の対策方法
ミドル脂臭の対策方法はこれまでのニオイ対策と同じく
などで対策できますが、
マンダムさんがミドル脂臭の発生を効果的に抑制するためにはカンゾウやケイヒなどのフラボノイドを含有する植物エキスがいいと発表しています。
これは乳酸の代謝を抑制し、乳酸からジアセチルに変化していくのをゆっくりにするそうです。これにより、ニオイを発生しにくくするんです。
ミドル脂臭は後頭部に多いことからシャンプーなどで対策することや枕カバーなど後頭部が触れるものを清潔にすることが有効なのではないでしょうか?
シャンプーをする際はゴシゴシとむやみに洗ってもダメです。
丁寧に洗うことが大事ですよ。
こちらの記事も参考にしてください。
シャンプーやデオドラント商品を選ぶ時、カンゾウやケイヒが配合された商品を使ってみたり、するのもいいでしょう。
まとめ
以上が
ミドル脂臭ってどんな臭い?
加齢臭とはなにが違うのか?
でした。
難しい言葉がたくさんありましたが
まとめると加齢臭もミドル脂臭も臭いからしっかりニオイ対策しよう!って事です。
家族からも、他人からも「臭い、、、」と思われるより「イイ匂いがする!」と思ってもらえるほうがいいですよね。
ニオイ一つで第一印象も変わってきます。
野菜中心のバランスのいい食事、アルコールやたばこの過度な摂取は控えて臭い対策のシャンプーやボディソープを使ってみる!
これだけでも、ミドル脂臭は抑えられますよ。